沖縄県にある琉風小学校では 生徒が失踪する事件がたびたび起きていた。
真相が解明されないまま校舎の老朽化に伴い、 取り壊しが決まった。
高校3年生の「伊禮来緒」は小学生の頃、 とある事件に巻き込まれショックから 小学生以前の記憶を失った。
母校である小学校の建て壊しを耳にしてから、 自身の過去に関する夢を見るようになる。
次第に抜けた記憶に興味を持つようになっていたころ、
小学生の頃の友人だと名乗る人たちに出会い、 昔みんなで埋めたタイムカプセルを 回収しに行こうと誘われる。
そこには立ちはだかるように さまざまな怪奇現象と惨劇が 彼らに襲い掛かる–––––––––––